先月、湘南腰越で生しらすを頂いてからすっかりその美味しさの虜になりました。
しかし、湘南まではそう度々訪れる訳にもいきません。
そんな時、石川県でも生しらすを頂ける所がある事を知りました。但し期間が5月〜6月にかけての1ヶ月のみ。
ならば、今のうちに行かねば・・・。
その場所は白山市美川の「鮨 美浜」さん。
お店の外観は普通イメージするお鮨屋さんとは異なりまるでおされなカフェの様。看板も小さいので前の通りを2〜3度行き過ぎてからようやく発見。
生しらすは毎日ある訳ではなくて、当日の朝、お店のFacebookで生しらすの有無を確認します。
生しらすがある日はランチメニューは生しらす丼のみとなり、予約も出来ません。
行列が予想されるので早めに出掛けて高速を利用して向い、10時半頃到着。私達は2組目でした。
お店の駐車場は4〜5台分しかありませんが、隣接して漁協か何かの施設の大きな駐車場がありそちらにも駐車可能です。
暫く車の中で待機。開店時間の11時が近付くと車が増えて来たのでお店の前に並びました。
でも、開店の時点で並んでいた方は皆さん入店出来たみたいです。
お店は開きましたが、船が遅れていてまだしらすが届いてないそう。10数分待ってると、店主が直接漁港にしらすを引き取りに行ったと案内がありました。ちなみにお店から漁港までは139歩の距離だそうです。
そうして11時20分頃に無事しらすが入荷。正に獲れ立てです。
先にお味噌汁が来ました。お出汁はアラみたいです。
透き通ってまるで宝石です。
味わいは先月湘南で頂いたものとは異なりました。比べるとこちらのは淡白な味わいです。お魚は二回り程大きい気がします。
どちらかと言えば少しイサザに近いかも。
僅かですが、ほろ苦いワタの風味も感じました。
かなり味わいが異なりますが、稚魚の種類が違うのか、稚魚が成長してるのか、それとも処理の仕方が異なるのかは不明です。
丼ぶりのご飯は酢飯でお酢が効いてました。
デザートも付きます。
アイスに練り込まれてるつぶつぶは何とフグ子です。これもまた美川名物。
生臭さとか違和感は全くありませんが、後味が少しだけしょっぱいです。
食べ終えて帰る時にはお店の前に行列が出来ていました。駐車場も満車。遠くからの県外ナンバーの車も止まってます。
それでも、2回転目で殆ど入れそうな感じではありました。
帰り道にすぐ近くで釜揚げしらすを買って帰りました。
獲れ立て茹でたてですが、量り売りで500g1500円。
おじさんが無造作にレジ袋に入れたしらすを渡されます。買われる方はクーラーボックスか保冷バッグと蓄冷剤を持参した方がいいと思います。