グランクラス
2015.05.27 Wednesday 21:03
北陸新幹線金沢開業から2か月以上経ちましたが、3月14日の開業当日はTV各局の生中継の特番があり、駅前では加賀鳶など伝統芸能の演技が行われ、ホームやコンコースは利用客の他に見物の人で埋め尽くされ沿線にも見物の人が押し寄せました。
井上雪さんという方が書かれた「廓のおんな」というノンフィクション小説に120年近く前(明治31年・1898年)の北陸本線金沢開業時の様子が描かれています。当日は朝から花火がいくつも打ち上げられ、駅前の広場の一角では有志による寄り合い相撲が開かれ、祝賀会場には杉葉で造ったアーチ建てられ紅白の餅が撒かれ、大きな杉箱詰めの料理が並び札幌麦酒の栓が抜かれ、楽隊の演奏が始まり芸者たちも祝典にかけつけ、汽車を見ようと人々は弁当持ちで近郊から続々と集まり、沿線は終日人でいっぱいで停車場から犀川の鉄橋の先にある堤防のまで延々と座り込んでいたそうです。
現代の新幹線開業日の様子とまるで同じですね。金沢の人の気質は百何十年たっても変わらないのでしょう。
私もそろそろ乗ってみたいなということで、せっかくなら話のタネにと、かなり贅沢ですが話題のグランクラスを予約しました。
朝のかがやきを予約したのですが、同行者の都合で急遽午後の列車に変更することになったのですが、日中は本数が多くなかったりグランクラス満席の列車もあったりで、結局17時台のかがやきになってしまいました。
変更もe5489だと便利です。
先の「廓のおんな」の続きですが、金沢駅開業当時の駅弁は二段組折詰で、上弁・並弁があり、上弁のおかずは、小鯛の焼き物・高野豆腐・卵焼き・蒲鉾・蓮根・牛蒡など十一から十二品だったそうです。それも現代と大きく違わないように思います。
これは、グランクラスの軽食、和食の方です。まあ、駅弁と大差ない感じ。ワインは信州ワインのようですが、ほとんど安いワインしか飲んだことの無い私をもってしても若くて浅い感じで、美味しく思いませんでした。スパークリング梅酒もただ甘いだけ、おつまみのおかきも、お茶菓子のパウンドケーキもコンビニで売ってる物と大差ありません。飲食物は航空会社の方が何枚も上手ですね。
でも、さすがにシートは快適でしたよ。2時間半の乗車では勿体ないです。
東京駅着は20時を回っていたので取り敢えずホテルにチェックインを済ませ、串の坊という串揚げのお店へ。こちらのおまかせコースは好きなところでストップができるので、新幹線の中でお弁当も食べたことだしそんなに食べられないだろうからということでしたが、ビールと串揚げの相性は最高で、結局、平均的な本数ほど食べてしまいました。
その後、バー銀座パノラマ新宿店へ。先ほど乗って来たE7・W7のNゲージが走るのを見ながらカクテルを頂きました。
以前、ここから遠くない末広亭の近くにも同じ様なバーがありました。そちらは、カウンターがガラス張りになっていて、その中にジオラマが組まれていました。経営者がご自分で組まれたそうです。鉄道にあまり興味の無い方が普通のバーとしても利用しやすい雰囲気でした。比較してここはかなりマニアックな感じではありますね。
そのバーは残念ながら閉店して今はありません。街のうわさでは、共同経営されていたカップルが破局したため閉店に至ったのだとか・・・。真偽は判りませんが・・・
翌日はスカイツリーへ。
スカイツリーは2年前にも来ていて2度目なのですが、前回は待ち時間が15〜20分くらいだったので舐めていたら、本日はなんと90分待ち!!待ち時間はうんざりでしたが、ソラカラちゃんが回ってきてくれて得した感じ。待ち時間が長い時の顧客サービスなのでしょう。
お天気は良かったのですが遠方は霞んでいました。昨夜の宿も見えるはずですがわかりません。
お昼はソラマチで鰻を頂きました。
その後、東武線で浅草へ移動し、浅草寺に行きました。十数年ぶりの浅草寺でしたが、その時と比べてかなりの混雑ぶり。暑さも加わって早々にギブアップです。芋羊羹でおなじみの舟和本店を探し、2階のカフェでかき氷を頂き涼をとりました。
帰りの新幹線の時間も近づいたので、浅草駅に戻り銀座線に乗りました。
銀座線は大好物です。前面展望のDVD持ってます。このDVDは地上の車両基地からスタートして地下に入って行くのですが、初めて見た時に春日三球さんに教えてあげたいと思いました。「地下鉄の電車はここから入れてるんですよ。よく見てください。これで今夜からはゆっくり眠れますね」って。(笑
帰りのグランクラスの軽食は上りとは違う献立です。
井上雪さんという方が書かれた「廓のおんな」というノンフィクション小説に120年近く前(明治31年・1898年)の北陸本線金沢開業時の様子が描かれています。当日は朝から花火がいくつも打ち上げられ、駅前の広場の一角では有志による寄り合い相撲が開かれ、祝賀会場には杉葉で造ったアーチ建てられ紅白の餅が撒かれ、大きな杉箱詰めの料理が並び札幌麦酒の栓が抜かれ、楽隊の演奏が始まり芸者たちも祝典にかけつけ、汽車を見ようと人々は弁当持ちで近郊から続々と集まり、沿線は終日人でいっぱいで停車場から犀川の鉄橋の先にある堤防のまで延々と座り込んでいたそうです。
現代の新幹線開業日の様子とまるで同じですね。金沢の人の気質は百何十年たっても変わらないのでしょう。
私もそろそろ乗ってみたいなということで、せっかくなら話のタネにと、かなり贅沢ですが話題のグランクラスを予約しました。
朝のかがやきを予約したのですが、同行者の都合で急遽午後の列車に変更することになったのですが、日中は本数が多くなかったりグランクラス満席の列車もあったりで、結局17時台のかがやきになってしまいました。
変更もe5489だと便利です。
先の「廓のおんな」の続きですが、金沢駅開業当時の駅弁は二段組折詰で、上弁・並弁があり、上弁のおかずは、小鯛の焼き物・高野豆腐・卵焼き・蒲鉾・蓮根・牛蒡など十一から十二品だったそうです。それも現代と大きく違わないように思います。
これは、グランクラスの軽食、和食の方です。まあ、駅弁と大差ない感じ。ワインは信州ワインのようですが、ほとんど安いワインしか飲んだことの無い私をもってしても若くて浅い感じで、美味しく思いませんでした。スパークリング梅酒もただ甘いだけ、おつまみのおかきも、お茶菓子のパウンドケーキもコンビニで売ってる物と大差ありません。飲食物は航空会社の方が何枚も上手ですね。
でも、さすがにシートは快適でしたよ。2時間半の乗車では勿体ないです。
東京駅着は20時を回っていたので取り敢えずホテルにチェックインを済ませ、串の坊という串揚げのお店へ。こちらのおまかせコースは好きなところでストップができるので、新幹線の中でお弁当も食べたことだしそんなに食べられないだろうからということでしたが、ビールと串揚げの相性は最高で、結局、平均的な本数ほど食べてしまいました。
その後、バー銀座パノラマ新宿店へ。先ほど乗って来たE7・W7のNゲージが走るのを見ながらカクテルを頂きました。
以前、ここから遠くない末広亭の近くにも同じ様なバーがありました。そちらは、カウンターがガラス張りになっていて、その中にジオラマが組まれていました。経営者がご自分で組まれたそうです。鉄道にあまり興味の無い方が普通のバーとしても利用しやすい雰囲気でした。比較してここはかなりマニアックな感じではありますね。
そのバーは残念ながら閉店して今はありません。街のうわさでは、共同経営されていたカップルが破局したため閉店に至ったのだとか・・・。真偽は判りませんが・・・
翌日はスカイツリーへ。
スカイツリーは2年前にも来ていて2度目なのですが、前回は待ち時間が15〜20分くらいだったので舐めていたら、本日はなんと90分待ち!!待ち時間はうんざりでしたが、ソラカラちゃんが回ってきてくれて得した感じ。待ち時間が長い時の顧客サービスなのでしょう。
お天気は良かったのですが遠方は霞んでいました。昨夜の宿も見えるはずですがわかりません。
お昼はソラマチで鰻を頂きました。
その後、東武線で浅草へ移動し、浅草寺に行きました。十数年ぶりの浅草寺でしたが、その時と比べてかなりの混雑ぶり。暑さも加わって早々にギブアップです。芋羊羹でおなじみの舟和本店を探し、2階のカフェでかき氷を頂き涼をとりました。
帰りの新幹線の時間も近づいたので、浅草駅に戻り銀座線に乗りました。
銀座線は大好物です。前面展望のDVD持ってます。このDVDは地上の車両基地からスタートして地下に入って行くのですが、初めて見た時に春日三球さんに教えてあげたいと思いました。「地下鉄の電車はここから入れてるんですよ。よく見てください。これで今夜からはゆっくり眠れますね」って。(笑
帰りのグランクラスの軽食は上りとは違う献立です。